卒業生の研究が学会誌に掲載されました

お知らせ

卒業生の清水龍星さんが卒業研究で調べた内容が、昆虫学の国際誌 Journal of Asia-Pacific Entomology に、"Repellent activity of nanocrystalline ammonium paratungstate on the German cockroach, Blattella germanica (L.)"というタイトルで掲載されました。

https://doi.org/10.1016/j.aspen.2025.102468

岡山県内の企業との共同研究で、タングステン酸アンモニウム塩を含有した金属化合物触媒が世界的な家屋害虫であるチャバネゴキブリに対して忌避効果を示す事を示した論文です。昆虫に対する忌避剤は、虫よけスプレーのように昆虫が嫌がる揮発性の化学成分を使用したものが一般的ですが、研究で使用した忌避剤はナノサイズに加工したタングステンという金属を主成分としており、長期間効果が持続します。
化学物質が人体に取り込まれる危険性も低く、冷蔵庫の下などに隠れたゴキブリを長期間遠ざけておくことができると予想できる他、殺虫剤の使用を減らす効果が考えられ、家屋内や飲食店での利用が期待されます。