岡山理科大学生物地球学部の林昭次准教授、同大学卒業生の野田昌裕さん、石川世奈さん、広島市安佐動物公園の安西航博士、オオサンショウウオ生態保全教育文化研究所の田口勇輝所長、シュツットガルト州立自然史博物館(ドイツ)、及びボン大学(ドイツ)の研究チームは、オオサンショウウオの骨組織を解析した結果、コラーゲン線維の並びがそろっていないことが判明。この特徴は他の現生動物にはなく、絶滅した両生類や爬虫類の化石でしか確認されていないことから、研究グループは、「正しく“生きた化石”であることが骨組織からも証明された」とし、「古生物の適応進化を解明する上で、重要な手がかりになる」としています。
本研究成果は、10月18日(金)に国際学術雑誌「Zoological Letters」に掲載されました。
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プレスリリース: https://www.ous.ac.jp/common/files/202411191002510884417.pdf
論文本文: https://zoologicalletters.biomedcentral.com/articles/10.1186/s40851-024-00240-1