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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

学科の就職実績について取りまとめた資料を作成しました。
本学科の学びから進路先についての流れを取りまとめた資料です。本学科では、最終的には6コースに分かれて卒業研究を行いますが、基礎教育として各コースの勉強だけでなく関連する分野の講義・実習を受講し、幅広い知識、視点を持った学生を輩出しています。
オープンキャンパスや説明会などで「恐竜古生物学コースを学んで進路はどうなるのか」という質問をよく受けます。しかし、恐竜の勉強をするには、生物学を知らなければ、恐竜の生態や進化、体の動きなどを研究することはできません。また、化石や骨を発掘しますが、どのような地層で産するのか、またその時の自然環境等地球科学の知識が無ければ、恐竜の研究はできません。このように関連分野の講義を受講しなければ、卒業研究はできないのです。
このカリキュラムによって、生物地球学科の卒業生は、他の学科にない多様性を身に着けています。一つの課題に対して、関連分野の知識から複数の視点で考察し、総合的な評価を下すことを経験しています。複数の分野に柔軟に対応できる人材も企業にとって必要かと思います。こういう経験ができる生物地球学科のカリキュラムは、多くの企業のみなさまにご理解を頂いております。
パンフレット2枚目(中面)の左下にある通り、入学時の希望コースから変更した学生も26%います。2年生までの講義や実習で自分で気づいたのでしょう。また、入学時に将来を見つめていない学生も2年生終了時には、自らの意思で進路を決めることになっています。生物地球学科では、大学に入学してから様々な経験を経て、自分で進路を決めます。その経験を就職活動で十分にアピールしていただき、自分で決めた将来に向かって進むことができるサポートをしています。