アフリカ・ケニアでの化石発掘調査と地質調査

お知らせ

古生態・古環境学研究室(實吉)が参加する、基盤研究A『発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化』(代表:京都大学自然人類学研究室・中務真人教授)のケニア・ナカリ地域での調査を実施しました。

ナカリ地域からは、1000万年前の大型類人猿ナカリピテクスや多様な旧世界ザルの化石が数多く発見されています。本年も、化石を含む地層の調査や、ナカリ地域全体の地質調査を実施し、本地域の大まかな地質図の作成までこぎつけました。


化石発掘の様子です。現地の方も参加しています。


雨季には水が流れる枯れ河を遡上しながら、より奥地の調査をします。


火山による噴出物が作る露頭。このような障壁も登って調査します。