モンゴル・ゴビ砂漠での恐竜化石発掘と地質調査

お知らせ

岡山理科大学プロジェクト研究推進事業「恐竜研究拠点形成-新研究手法によって恐竜の生理・生態と環境変遷史研究の新たな地平を拓く-(代表・石垣忍教授)」の一環として、本年8月に、モンゴルゴビ砂漠での恐竜発掘調査と地質調査を実施しました。

大学の研究プロジェクトでもあり、生物地球学部・理学部・自然科学研究所の各教員と学生が参加、2週間の調査をゴビ砂漠南東部のBayshin Tsavを中心に実施しました。この他、複数の化石産地を回り化石採取と地質調査をしてきました。採取された化石は、今後モンゴルにてクリーニング作業を実施し、大学での分析等に備えます。調査の詳細は古生態・古環境学研究室(實吉)の研究室HPでもご覧になれます。


表層に落ちているバラバラの骨化石。白く見えるのものの多くが恐竜の骨化石です。


モンゴル人スタッフによる発掘作業(小型獣脚類上腕骨)。


石膏ジャケットの製作。特に重要なものは化石を含む地層ごと採取します