野外調査法実習Ⅱ 11.地質 小豆島巡検
お知らせ
2016年10月21日~22日
2年生開講科目「野外調査法実習Ⅱ」の11.地質では、10月21日~22日に小豆島巡検を実施しました。
小豆島は花崗岩類を基盤とし、その上に古第三紀土庄層群、新第三紀讃岐層群が分布していて、いろいろな地層や地質現象が見られます。
土庄港に上陸した後、観光客が多いエンジェルロードに向かい、風化した福田型花崗岩とこれが侵食・運搬されてできた陸繋島(エンジェルロード)を観察しました(写真左)。また、堀越の海岸では塩基性・珪長質のそれぞれのマグマが混合している露頭を観察しました(写真中)。
さらに橘地区にある領家変成岩類(写真右)や、寒霞渓の火山岩類やそれが作る地形を観察するなど盛りだくさんの巡検となりました。