天文観測実習

お知らせ

通常は大学の21号館の屋上で行なっている天文観測実習を、12月2日(金)から3日(土)に一泊二日で西はりま天文台で行いました。昼に現地に集合し、なゆた望遠鏡を見学した後、午後は多彩なメニューを実施しました。夕食に鍋料理を満喫した後が本題。2mのなゆた望遠鏡による観望会と60cm望遠鏡による観測実習を行いました。

天文観測においてもっとも気になるのは天気なのですが、抜群の晴天に恵まれました。夕食後の空には天の川が広がっていました。集光力を生かしたなゆた望遠鏡で、二重星のアルマク、H星団、ガーネットスター、青い雪だるま星雲など、色合いの楽しい天体を西はりま天文台のスタッフに案内してもらいました。外に出ての星空観察では、短時間の間に流星が3つも流れました。観測実習では球状星団M15と散開星団M37を観測しました。実習後も10cmの反射望遠鏡でオリオン星雲などを観望する姿が見受けられ、充実した観測実習を行えました。