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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

題目:地球磁場の長期的な変動を見る

講演者:畠山 唯達さん(情報処理センター)

講演概要: 地球表面で観測される、核で作られた磁場はさまざまな時間スケールで変動している。その中でもとくに長周期(数千年~数十万年)の変動は古地磁気データの中にいろいろな形で見ることができる。講演者はこれまで、古地磁気データの中でも特に信頼性の高い「火山岩から得られた古地磁気方位データ」を取り扱って地球磁場の変動、特に統計的な特徴について調べてきた。本講演では、大陸移動・テクトニクスなど古地磁気学を用いる学問で大前提とされる「地心双極子仮説」とその破綻(?)から長時間地球磁場変動の「古地磁気永年変化」まで、過去40年ほどの地球磁場変動研究の流れをレビューし、講演者の最近の研究を紹介する。

日時:10月28日(木)16:40-18:00

場所:21号館1階会議室