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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

下記の通り、第93回生地談話会を開催いたします。今回の演者は、国立環境研究所の塩竈秀夫先生です。学内外のどなたでも参加できますので、皆様のご来聴をお待ちしております。事前申し込みは不要です。直接会場へお越し下さい。

演題:気候変動の過去と未来:異常気象と不確実性

演者:塩竈秀夫
(国立環境研究所地球環境研究センター 気候モデリング・解析研究室 主任研究員)

内容:熱波や大雨などのニュースを目にしたとき、「これは温暖化のせいだろうか?」という疑問を抱くのではないでしょうか。 また「将来は、もっとひどくなるのでは」、「いやいや遠い先の話で自分には関係ない」といったことも考えるのではないでしょうか。本講演では、人々の暮らしに影響を与える気候や異常気象が、産業革命以降どのように変化してきており、それに人間活動がどのように寄与してきたか、また将来どのように変わっていくのかに関する研究を紹介します。気候変動を科学する際には、必ず不確実性がつきまといます。最新の研究が、不確実性にどのように立ち向かっているのかに関しても、紹介します。

開催日時:2015年11月12日(木)7・8時限(15時~16時半)
場所:岡山理科大学21号館1階会議室