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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

下記の通り、第86回生地談話会を開催致します。今回の演者は、雲・降水プロセスを専門とされる京都大学大学院理学研究科の重 尚一先生です。先月打ち上げられたGPM主衛星による全球降水観測について、お話しいただけます。学内外どなたでも自由に参加できますので、皆様のご来聴をお待ちしております。

演題:「宇宙からの降水観測」
演者: 重 尚一(京都大学大学院 理学研究科 准教授)

概要: 高時間分解能で地球規模の降雨量分布を把握するには、人工衛星からの観測が唯一の手段となります。
今年2月28日には、日米が共同開発した全球降水観測(GlobalPrecipitationMeasurement: GPM)コア衛星が種子島宇宙センターから打ち上げられ、新しい衛星降水観測の時代が今まさに始まろうとしています。
本講演では、衛星観測の基本から始めて、どのように衛星観測データから降雨量を推定し、地球規模の降雨量マップを作成しているのかを解説します。

日時:2014年4月24日(木)15:00~16:20
場所:21号館1階 会議室