第80回生地談話会のご案内

生地談話会

下記の通り、第80回生地談話会を開催致します。今回の演者は、進化生物学研究所の湯浅さんと、生物地球学部の加藤さんです。皆様のご参加をお待ちしています。

演題:「辺境のフィールドワーク -進化、伝統文化、環境変動-」
演者: 湯浅 浩史((財)進化生物学研究所主任研究員)

概要: 人跡未踏のギアナ高地、赤いナミブ砂漠、島大陸マダガスカル、サハラの南端マリ、陸地から最も離れた島イースター島など辺境の地で進化をとげた異端植物や民族の伝統文化と降雨の偏りが及ぼす環境変動を紹介します。


演題:「異色の生物学者・西村真琴(附:今年の秋分の日、116年ぶりとは?)」
演者: 加藤 賢一(岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科)

概要: 西村真琴(1883-1956)はわが国で最初のロボット「学天則」を作った植物学者である。彼は広島高等師範学校博物学科を卒業した後、コロンビア大学で学位を得、北海道帝国大学教授となったが、5年ほどで辞し、大阪・毎日新聞社で活躍した。彼がロボットや社会事業に注いだ情熱は生き物に対する深い愛情に根差していた。なお、水戸黄門役で知られていた俳優の故西村晃は真琴の次男であった。


日時:2012年11月02日(金)15:30~17:30
場所:25号館22544教室

いつもと会場が異なるため、ご来場の際はご注意下さい。