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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

第61回生地談話会を下記の通り開催致します。学内外のどなた でも自由に参加できます。皆様のご参加をお待ちしています。

演題:「古地磁気強度データでみる地球史 -太古代、全球凍結、白亜紀、気候変動にまつわる話-」

講演者:吉原 新(富山大学 理学部 地球科学科)

概要:  
地球が生命進化の舞台となり得たのは、地磁気が存在したためである ― そんな考えを検証し、初期地球の進化を解き明かすカギとなるのが太古代の古地磁気研究です。また、温室地球ともいうべき特異な時代である白亜紀に、地球深部で何が起こっていたのか? ― という問題についても、古地磁気データがヒントを与えてくれるはずです。さらに近年、地磁気が表層環境(とくに気候)変動に少なからぬ影響を与えている ― という考えも世界中の研究現場で取り沙汰されるようになってきました。今回はこういった話題について、最近の古地磁気“強度”研究の動向をレビューします。

日時:3月19日(木)16:00~17:00
場所:21号館2階22123教室

                   世話人 横山由紀子