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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

第44回生地談話会のご案内をいたします。今回は旧瀬戸町の前助役の清水博義さんのお話です。公務員希望者は、ぜひきいてみてください。

題目:地方からの情報発信、発想と勇気、無から有へ
講演者:清水博義(愛媛県伊方町(旧瀬戸町)前助役)

講演概要:愛媛県伊方町は四国の北西に突き出た佐多岬半島の町です。ここは日本有数の強風地帯であり半島を越える風は悪魔の風と呼ばれてきましたが、発想を転換し風力発電に利用することでクリーンなエネルギーに転換し電力利用できるようになりました。このように、全国の市町村は地元の地理を念頭に据え、様々な振興策を打ち出しています。「無」から「有」を生み出すのは常に情報収集能力と柔軟な発想力、それから既存の価値観から一歩踏み出す勇気です。この三者が絡み合って良い企画力を生んでいきます。伊方町(旧瀬戸町)では、地元企業と共同でインターネットやGISを用いた情報収集と発信のインフラを構築しながら、超高齢化社会の到来に向けて企画力の向上に努めています。談話会では、地元振興にかかわる役場の実情についてお話しながら、これからを担う若者たちにエールを送りたいと思います。

日時:10月 30日(月)16:40-18:00
場所:22114教室