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生物地球学部 生物地球学科でおこなわれている、様々な講義・野外実習・各研究室でのイベントを紹介しています。随時、記事がアップされますので楽しみにしてください。

第30回生地談話会のご案内をいたします.今回は最近行われた屋久島の自然調 査についての報告を行いますので,どうぞ奮ってご参集ください.


題目:屋久島の自然
講演者:西村直樹さん(理大植物園)と太田謙さん(生地院生)

講演概要: 2005年3月下旬に鹿児島県屋久島を生物野外調査法特論で訪れたので、その時の様子を報告する。現地では屋久島野外活動総合センター(yNAC:ワイナック)の方々と共に、安房川流域・黒味岳・白谷雲水峡・ヤクスギランドなどを歩いた。
屋久島は1993年に世界遺産に登録されている事から容易に想像できるように、自然の豊かな島として有名である。屋久島の自然の特徴はいくつもあると思われるが、少なくとも「一ヶ月に35日雨が降る」と言われるほど雨が多いこと、台風の通り道にあたること、基盤が花崗岩であることである。これらは少なからず屋久島の特徴的な植生などに影響を与えている。
今回は屋久島の自然の概要、屋久島の植生(針広混交林~高山荒原)、屋久島のコケ類について簡単ながら紹介したいと思います。  

日時:6月9日(木)16:40-18:00

場所:21号館1階会議室