最近の出来事2024

 


2024年3月8日 モンゴルの化石標本・岩石試料の到着

2023年夏に実施したモンゴル調査に関わる、各種化石標本と岩石試料が本学へ到着しました。調査に関わる古生物学調査や地質学的分析に使用される予定です。早速、学内の先生方と今後の利用について話し合いをはじめます。この中から、新たな研究成果が生まれるでしょう。これからも、モンゴルの調査を頑張ります。本件は本学博物館のXでも紹介されています。


2024年3月5日 古生物学年代学研究センター報告会(モンゴルIPMASとの国際合同セミナー)

本年のセンター報告会は、ONLINEでモンゴルのIPMAS(Institue of Paleontology, Mongolian Academy of Science)と結んで実施しました。日蒙ともに、学生や若手研究者を中心とする発表会となりました。全て英語でのプレゼンテーションでしたので、私を含めて皆さん緊張していましたね(笑。しかし、IPMAS側からもこのような機会をつくれたことに、感謝の言がありました。現在、お互いが考えている多様な研究、そして今後のモンゴルでの研究方針など、皆さんで共有できたのはとても大きな成果と思います。今後も相互機関における協力の基、国際的な枠組みでの活動を継続し、どんどん本学学生にも参加してほしいと思います。


2024年2月15日 本年度の卒業研究発表会

本年度も、卒業研究発表会の季節になりました。本研究室からは7名の卒論生が発表会に臨みました。はじめてのポスター発表で、慣れないことも沢山あったようですが、各々が精一杯頑張った結果かと思います。今後大学院へ進学する学生、社会へ旅立つ学生、様々ですが、本学で学んだこと、卒論を実施する際に身に付けたことを、今後に生かして下さい。なお本研究室卒業研究の発表タイトルは以下の通りです。

・疑似基質を用いた発掘体験の機会創出と博物館利用
・上部白亜系Baynshire層における小型脊椎動物化石含有層の地質学的研究
・中新統吉野層における軟体動物化石含有層の地質学的分布と博物館利用
・兵庫県東部に分布する下部白亜系大山下層の地質学的研究
・中新統吉野層産Vicarya化石に保存される成長線とその意義
・モンゴル国上部白亜系及び古第三系における地質年代学的研究

【写真上】ポスター会場です
【写真中】研究室のFさんが生地学科の佐藤先生へポスターの説明をしています
【写真下】最後は参加者みなで記念撮影をしました