生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2008年度前期)



ハッチョウトンボの里 調査隊
 8月16日におもちゃ王国の湿地で子供たちを対象とした観察会、「ハッチョウトンボの里 調査隊」が開かれました。学生一人が数人の子供にハッチョウトンボやサギソウなど湿地に特有の生物についての説明をしました。元気いっぱいの子供たちにふりまわされるシーンもありましたが、参加者からの評判もとてもよく、無事成功に終わりました。

 

 
うなぎパーティー
 さまざまなイベントも終わり、ようやく夏休みとなりました。しかし、飼育実験をしているメンバーは、夏休み中も実験が続きます。休めないメンバーに加えて日頃お世話になっている他ゼミの院生や3年生も招待して、うなぎパーティー(?)をしました。これで暑い夏を元気に乗り切ってもらいたいところです。

 


矢掛高校の体験実習
 8月7日と8日に、岡山県立矢掛高校の2年生を対象として、旭川河川敷の生物と岩石についての実習をしました。岩石の方は能美先生に担当してもらい、こちらは川の中に入っての水生生物調査を受け持ちました。流れのある川底の石に付着して生活している生物と水草のある場所で生活している生物を手当たり次第に採集して、場所による違いを調べるという内容でしたが、生徒の皆さんが熱心に採集してくれたので、充実した内容になりました。

 


湿原調査
 8月5日に小林ゼミ、波田ゼミのメンバーらと一緒に、県北にある細池湿原の生物調査を実施しました。思っていた以上に面積も広く、天気がいま一つではあったものの、多くの生物を記録することができました。水生昆虫も、たくさんの水生カメムシ類をはじめとしてトンボ類などさまざまな種類を見つけました。

 


オープンキャンパス(第2回)
 8月2日、3日に第2回のオープンキャンパスが開催されました。今回は研究室で4年生による卒業研究の説明や、飼育している昆虫の紹介を中心とした展示をしました。研究材料以外にも、ペット(?)として飼育しているカブトムシ、クワガタムシ類や水生昆虫、大きなナナフシなど非常に多くの昆虫を見てもらうことができました。虫が苦手な人にはちょっと大変だったかもしれませんが、昆虫の世界について少しは知ってもらえたかもしれません。

 


水辺教室(高島干潟)
 7月29日に、昨年に引き続いて中高生対象の「水辺教室」に参加しました。今年は岡山市の高島にある干潟の生物調査がテーマで、干潟特有のさまざまな底性動物や島の植物を中学生、高校生と一緒に採集・調査しました。マテガイ、ニホンスナモグリ、シャコ、チワラスボなど、干潟に特有の様々な生物がたくさん採集されていました。ゼミのメンバーも調査だけではなく、下見から前日の会場設営、後片付け等大活躍でした。

 


アリの飼育
 7月に入ると、比較的気温の高い夜にはたくさんの羽アリが灯火に集まってきます。この大部分はトビイロケアリで、結婚飛行と呼ばれる現象です。ここで交尾をした女王アリは、巣を作って働きアリを育てます。 今年も研究材料として使用する、トビイロケアリの女王の採集が順調に進んでいます。早いものではすでに働きアリの幼虫が育っています。このまま順調に飼育実験が進行すると、卒業論文も無事に作成できることになります。

 


オープンキャンパス(2008年度第1回)
 今年度第1回目のオープンキャンパスが開かれました。今回は生物学実験室で昆虫や標本の展示をしました。予想以上に大勢の人が見に来てくれたので、大忙しの一日でした。生物や動物は好きでも虫はちょっと…という人も少なくないので、怖がられたりあきられたりしないように工夫はしたつもりでしたが、果たして結果はどうだったのでしょうか。

 


附属中学生対象の自然教室
 6月14日に、附属中学1年生を対象とした自然教室が開かれました。ゼミ生をはじめとする3、4年生が引率に加わって一緒に大学周辺を歩いて昆虫採集をしましたが、終了後はぐったりといった感じでした。それでも、普段なかなか見かけないような珍しい昆虫がたくさん採集されていて、大学生もびっくりという一幕もありました。

 


おもちゃ王国調査(2008年度第2回)
 おもちゃ王国にの生物調査第2回を6月1日に実施しました。今回は天気もよく、たくさんのトンボが飛び回っていました。ハッチョウトンボもたくさん出ており、あらためて湿地環境のよさに驚かされました。それ以外にもトビケラの仲間やコオイムシなど、水生昆虫をはじめとするさまざまな昆虫を記録しました。

 


野外調査法
 5月31日、2年生対象の「野外調査法」を今年も実施しました。今年は、午前中は雨も残ってなかなか虫を見つけるのが大変でしたが、昼からは天気もよくなって採集も順調に進みました。ゼミ生も下級生の採集の手伝いや引率のみならず、実習の内容やレポートについての説明など、大活躍でした。

 


水生昆虫調査(蒜山)
 5月23・24日に蒜山で水生昆虫の調査と採集をしました。昨年に引き続いて蒜山学舎を基点としての調査になりました。残念なことに2日目は雨で十分な活動はできませんでしたが、卒論の材料の候補であるトビケラやトンボをはじめとする様々な水生昆虫を多数採集することができました。

 

 
水生生物観察会(生地研イベント)
 5月18日(日)旭川の河川敷で生地研のイベント、「水生生物観察会」が開かれ、水生昆虫を卒論のテーマとしている4年生を含む数名のゼミ生・教員が参加しました。天気もよく大勢の1年生と一緒に魚を捕まえたり川原で焼きそばを作って食べたり、楽しい一日でした。最後には採集した魚、カエル、水生昆虫の解説もあり、上級生が後輩に対してていねいに説明していました。

 

 
おもちゃ王国調査(2008年度第1回)
 昨年から継続している、玉野市のおもちゃ王国における湿地の生物調査を5月9日に実施しました。今回も星野ゼミと合同であり、3年生の有志も参加してくれました。またしても天候には恵まれませんでしたが、悪条件の下でも昨年記録されなかったトンボや水生昆虫が見つかりました。また、今回は幼虫の調査も行い、ハッチョウトンボを初めとするさまざまな種類のヤゴも発見することができました。

 

 
オタマジャクシ
 生物の成長は環境からの影響を大きく受けます。昆虫以外の生物でも温度や餌の質や量によって成長が違ってきます。今年は実験室にたくさんのオタマジャクシがいます。卒業研究ほどの本格的な内容ではありませんが、異なる条件で飼育するといった簡単な実験を現在しています。足が生え手が生えてカエルになるまでの短い期間ですが、何か面白い発見があるかもしれません。

 

 
GW
 連休に入ると当然大学もお休みですが、生き物の世話だけは欠かすことができません。市販のゼリーを飼育容器に入れておけば長期間放置できるクワガタムシなどは例外的で、大抵の昆虫は毎日とまではいかないまでも2、3日に一度は世話をしなければなりません。今たくさん飼育している水生昆虫では水換えなどの作業も必要なので、交代しながら休みの間も世話をしています。

 

 
オープンフロア
 4月25日に新入生を対象としたオープンフロアがありました。今年はクワガタムシや水生昆虫といった、卒業研究の材料をすでに飼育し始めているので、見学に訪れた1年生に対して、実際に実験材料を見せながら卒業研究の説明をすることができました。もっとも実験が本当に始まるのはまだこれからなので、具体的な研究内容とはいきませんが…。

 

 
水生昆虫の採集
 少しずつ暖かくなり、調査に適した季節になってきました。今年は水生昆虫を卒業研究の材料にすることを検討しているゼミ生がかなりいるので、暇を見つけては近くの池や川へ採集に出かけています。大学の周辺のちょっとした池などでも大きなヤンマのヤゴやタイコウチ、ミズカマキリなどを採集することができました。

  

 
花見
 新年度が始まりました。今年の4年生は7人です。昨年に引き続き、田川ゼミと合同の花見をしました。天気は曇りがちで大学に帰ってくる頃には雨も降ってきましたが、持参したお弁当が無駄になることもなく、無事に本年度最初のイベントは成功に終わりました。

 


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