生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2014年度後期)



日本生態学会
 鹿児島で日本生態学会大会が開催され、カスミサンショウウオについてのこれまでの研究成果を発表しました。他大学や研究機関の専門家も大勢ポスターを見に来てくれ、説明に四苦八苦という場面もありましたが、しっかりと最後まで説明しました。
 


卒業研究発表会
 2月14日に卒業研究発表会がありました。一年間しっかりと研究をした人にとっては充実した一日になったでしょう。
 


修士論文発表会
 2月11日に修士論文発表会があり、修士2年生の松田さんがこれまでの成果を発表しました。卒業研究から3年間、魚の採集が思うようにいかないことも何度かありましたが、理大ホールという広い会場で立派に発表をしました。
 


野外調査法実習II(同定作業)
 11月に実施した2年生対象の野外実習、野外調査法実習IIの2回目と3回目が12月にありました。4つの班に分かれて採集した水生昆虫を、図鑑などを見ながら調べていきます。実体顕微鏡なども使いながらの単純作業でしたが、熱心に作業を進めている人もたくさんいました。採集のとき同様、今回もゼミ生が後輩たちの作業のお手伝いに回りました。水生昆虫の同定は簡単ではありませんが、どれくらい正確な同定ができているかは提出されたレポートを見てのお楽しみになります。
 


中間発表会
 11月27日に修士論文と卒業研究のの中間発表会がありました。修士の発表会は、日程の関係で例年より時間が短くなってしまったために、かなり急ぎ足の発表になってしまいましたが、時間が超過して発表を途中で終了するようなことはありませんでした。卒業研究の方も、慣れない質疑応答に苦戦でしたが、現時点としては十分な内容でした。今年は修士論文と卒業論文の両方で、順調にデータをまとめられていますので、2月の最終的な発表会が楽しみです。
 

 

 


旭川かいぼり調査
 2年ぶりに旭川かいぼり調査が開かれました。中州で区切られた川の分流をせき止めて干上がらせ、地元の人たちや市民の方と一緒に川の水生生物を一度に調べようというイベントです。普段、見ることが簡単ではない河川の底生生物を色々見ることができます。今回は生物地球学科1、2年生の学生実習も同時に実施したので、ゼミ生は水生昆虫を調べる後輩たちの指導とお手伝いに回りました。水生昆虫相は過去の調査と少し違う傾向がありそうですが、詳しくは今後分析を進めることになります。→その様子はこちら
 


トゲナナフシ
 今年の秋は研究室で例年より多くのトゲナナフシが飼育されています。基本的にメスだけで繁殖する昆虫で、他のナナフシと同様に植物の枝に擬態した姿と植物の種のような卵を産む個性派です。晩秋から初冬といった時期にも成虫が見つかるということで、生活史も気になる昆虫なので実験ができると面白いのですが、これまでは採集した成虫を長期間飼育することはできませんでした。うまく飼育できると面白い研究対象になるかもしれません。
 


オープンキャンパス第3回
 今年度最後のオープンキャンパスが9月23日に開かれました。今回も大勢の見学者が訪れてくれました。ゼミ生と院生も最後までがんばりました。
 


野外調査法実習I(昆虫)
 生物地球学科1年次生対象のの野外実習「野外調査法実習I」が実施されました。大学の裏山で昆虫を採集し、実験室に持ち帰って種類を調べました。10目以上の昆虫を探すという目標を設定しましたが、午前中の採集だけでは十分ではなく、午後からも追加の採集にでかけ、その後実験室で図鑑を使っての調べ物となりました。なかなか珍しい昆虫も見つかるなど、色々と成果の得られた実習となりました。→その様子はこちら
 


サンショウウオ野外調査
 春以来の津黒でのカスミサンショウウオ調査です。大学での飼育実験は順調に進んでいるだけに、野外で幼生がどのように成長しているのかが興味深いところです。無事にすくすくと育っている幼生を見つけて大きさの測定をしました。今後、データを実験室で解析して室内実験の結果と比較していくことになります。
 


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