生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2019年度春学期)




ハリサシガメ
 ハリサシガメという捕食性のカメムシがいます。アリを好んで餌とし、幼虫は餌として中身を吸い取ったアリの死体を背中に乗せるという変わった行動をする珍しいカメムシです。岡山に生息していることは以前から知られていたのですが、今年ついに複数の成虫と幼虫を採集することができました。うまく飼育することができ、この虫の生態や行動を明らかにすることができればいいのですが。
 


おもちゃ王国昆虫調査隊(第2回)
 昆虫調査隊の第2回が8月11日に開催されました。いつもなら第2回目は自由なテーマで調査を行うのですが、今年は第1回目が雨だったことから湿性植物園に生息するハッチョウトンボについて全ての隊員が調査しました。大学生のお兄さん、お姉さんも一緒になってトンボを探しました。岡山ではおもちゃ王国の湿性植物園で初めて生息が確認されたベニイトトンボも見つかりました。→その様子はこちら
 


オープンキャンパス第2回
 第2回オープンキャンパスが7月27,28日に開催されました。夏休み中に実施され多くの見学者が来てくれる最も重要なオープンキャンパスです。とても暑い時期の開催で、たくさんのお客さんで実験室が窮屈になることもありましたが、無事に終了することができました。
 


おもちゃ王国昆虫調査隊
 毎年ゼミ生や生物地球研究会の学生がお兄さん、お姉さんとして参加している、おもちゃ王国(玉野市)の昆虫調査隊が今年も結成されました。第1回は6月30日でした。10名の小学生がハッチョウトンボなどをはじめとした生きものを調べます。台風に伴う大雨のため屋外での調査は難しいとの判断から、お兄さんが調査の進め方や調査結果のまとめかたについて室内で説明し、その後用意した標本や写真などを見てもらいました。幸い雨もあがったので、最後に調査地点をみんなで見てまわりました。→その様子はこちら
 


オープンキャンパス
 今年度の第1回オープンキャンパスが6月23日に開催され、大勢の見学者が来てくれました。今年も標本と生き虫の展示が中心となりますが、例年通り6月は飼育している虫も少なく、ゼミ生もまだ本格的に卒業研究を始めていない人が多いため、説明もまだまだといった部分も少なくありません。もっと大勢の見学者が訪れる第2回以降に向けて、準備を進めていくといったところでしょうか。
 

 


附属中学自然教室
 附属中学1年生の自然教室を、今年も実施しました。岡山はまだ梅雨入りしていないのですが、前日から降り続く雨のため、メインイベントの外での昆虫採集はできませんでした…。その代わりに室内での昆虫の標本、飼育しているクワガタやナナフシの観察をしてもらいました。また、同じ建物にある恐竜博物館が開館していたので、恐竜コースの先生にお願いして見学させてもらいました。今年は附属高校の出身者がゼミに3人もおり、後輩たちに虫について丁寧に説明していました。
 


レンゲ祭
 5月12日に開催されたレンゲ祭にゼミ生が後輩の生地研スタッフとともに参加しまし、地域の子供たちと一緒に生きもの調査をしたり、竹パンやたけのこご飯作りと試食を楽しみました。レンゲに集まってほしいニホンミツバチを見ることはあまりできませんでしたが、天気もよく虫捕りなどを楽しみました。
 

 


ルリシジミ
 卒業研究が少しずつ始まっています。まだ予備実験という段階ですが、とても珍しいことにゼミ室でチョウを飼育しています。うまく飼育できる見通しが立てば、本格的な実験を始めることになります。
 


新しい年度の始まり
 4月となり、1年間のゼミ活動が始まります。今年の卒業研究は昆虫のテーマのみになりそうですので、本格始動はもう少し温かくなってからです。ゼミ室、実験室の大掃除がゼミ生にとっての最初の仕事になりそうです。就職活動にも励んでもらわなければなりません

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