生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2018年度春学期)



オープンキャンパス第2回
 第2回オープンキャンパスが7月28日にありました。台風が近づいている中での実施であったのですが、大勢の見学者にきてもらうことができました。今回も第1回に引き続いて昆虫の標本および生き虫を見てもらいました。予定では翌日もオープンキャンパスでしたが、台風のため中止となってしまいました。
 


昆虫調査隊第2回
 7月22日におもちゃ王国で昆虫調査隊第2回目がありました。今年も大学生と小学生が組を作ってトンボなど湿地の生物の調査をしました。天気がよく暑い日でしたが、みんな元気に湿地で活動していました。今後については、調査結果の発表が9月の終わりに予定されています→その様子はこちら
 


みんなで畑仕事
 実験で使用する昆虫の餌には色々な種類があります。カブトムシやクワガタムシには市販のゼリーを与えますし、乾燥飼料や生の植物の葉を与える場合もあります。今年は実験で使っている昆虫の餌として、生の豆を使う可能性があるので、畑を耕し畝を作って種まきをしました。しかし、岡山市の最高気温が36℃を超える猛暑の中の作業ということもあり、あえなく途中でダウンとなってしまいました…。続きは秋になって涼しくなってからになりそうです。
 


ハッチョウトンボの里 昆虫調査隊
 6月24日におもちゃ王国の「昆虫調査隊」、第1回目がありました。今年は生物地球研究会のメンバーがお兄さんお姉さんとして駆けつけてくれ、調査隊の隊員との間で2人一組のチームを作ってハッチョウトンボの調査を実施しました。ハッチョウトンボはまだ出始めの時期でしたが、他にも色々なトンボを見つけていました。→その様子はこちら
 


自然教室
 附属中学1年生の自然教室を、今年も実施しました。今年は6月後半の実施ということもあり天候が不安だったのですが、無事に外で昆虫採集をすることができました。ただ、例年用意している昆虫の佃煮が研究室の大掃除のごたごたに紛れてなくなってしまいました。楽しみにしてくれた中学生にはとても申し訳ないことをしました。ごめんなさい…。
 




オープンキャンパス第1回
 岡山理科大学の第1回オープンキャンパスが6月17日にありました。ゼミ生にとっては今年最初のオープンキャンパスであり、高校生など学外のお客さんに標本や研究室で飼育している昆虫を見てもらい、特には学生生活や卒業研究について説明する場となります。緊張もあったかもしれませんが、大学院生を先頭にしっかり見学者の対応をしていました。
 


エダナナフシ採集
 今年の卒業研究のテーマの一つとして、エダナナフシの卵が孵化する環境条件を明らかにする実験をします。エダナナフシは大学内やその周辺でも見つかるのですが、実験をするためにはまとまった数が必要となります。また、岡山市内で見つかる他のナナフシではメスのみで増えるのに対し、エダナナフシはオスも存在します。採集は雌雄が判別できない幼虫の時期に行うので、他のナナフシの倍の個体数が最終目標数となります。岡山市西部まで採集に出かけましたが、運悪く草刈り直後で目標に達しませんでした。でも、これでも実験は可能なので、採集した幼虫を成虫まで大切に育てて産卵させることになります。
 


トゲナナフシ
 トゲナナフシが孵化し、実験室で飼育を始めました。毎年のように成虫を採集するのですが、これまで孵化に成功したことがほとんどなく、今年も駄目だろうと思っていたところ、まさかの孵化でした。ナナフシ類はいずれも生活史が独特ですが、このナナフシもどうやら他の昆虫とは少し違うということがわかってきましたので、余裕があれば今年は本格的な実験を始めたいと思っています。
 


研究室紹介
 新入生への研究室紹介がありました。生物地球学科の1年生がいくつかのグループに分かれて研究室を見学して回ります。研究室に入ったばかりの4年生が卒業研究の内容をわかりやすく説明するのは難しいことでもあるので、例年通り飼育しているカブトムシ、クワガタムシや昆虫の標本を見てもらうことになりました。
 


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