生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2017年度秋学期)



学会発表(日本応用動物昆虫学会全国大会:鹿児島大学)
 3月25〜27日にかけて、鹿児島市大学で第62回日本応用動物昆虫学会大会が開催されました。今回はゼミ全体で3件の発表を行い、大学院生2人も参加しました。
 

 


卒業式
 3月20日に卒業式がありました。今年度のゼミ生も無事に全員卒業することができました。社会に出てからのこれからの活躍が楽しみです。
 

 


温度計設置
 岡山市内公園でのセミの抜け殻調査を次年度も卒業研究で行います。昨年度から岡山市の許可を得て、公園の地中に埋めた温度計による地温の測定を行っています。電池切れになるといけないので、数ヶ月に一度は温度計を掘り出して新しいものに交換する必要があります。決して楽な作業ではありませんが、次のゼミ生たちが頑張ってあたらしい温度計を設置しました。
 

 


カスミサンショウウオ
 次年度の卒業研究に向け、テーマによっては春休みから動き出す必要があります。例年同様に、まずカスミサンショウウオの調査を岡山市内で実施しました。この冬は寒かったり温かくなったりしたため、産卵状況がどのようなものかは不明でしたが、無事に沢山の卵のうを見つけることができました。
 


プレゼミ
 卒業研究発表会が終わると、次年度のゼミ生となる3年生によるプレゼミが始まります。とはいいながら、今年は先輩の研究を引き継いで飼育する実験も少なく、ペットとして飼育しているカブトムシやクワガタムシも数えるほどしかいないので、例年よりのんびりしたプレゼミになっています。まずは、就活優先といったととこでしょうか。
 


M1中間発表会
 2月26日に修士一年生が、この一年間の研究内容について発表しました。アマミナナフシの研究をしている惣川君も今年のデータについて紹介しました。研究が順調だっただけに、限られた発表時間内にまとめるのが大変なようでした。
 


卒業研究発表会
 2月11日に卒業研究発表会が開催され、4年生がこれまでの研究成果を発表しました。今回も附属高校の体育館を借りてポスター発表を行い、見に来てくれた人と議論を交わしました。発表会後は教員による審査会がありましたが、今年もゼミ生全員が無事卒業できそうです。何はともあれ、1年間お疲れ様でした。
 

 


卒業研究中間発表会
 12月2日に生物地球学科の卒業研究中間発表会が開催されました。例年通り動物コースと植物コースの合同での発表会となりました。先生方から指摘された色々な内容をふまえて、2ヵ月後の発表会に臨むことになります。
 

 


旭川かいぼり調査
 11月の重要な行事、竹枝での旭川かいぼり調査に今年も参加しました。例年と同様に生地学科の実習科目、野外調査法実習IIも同時開催しました。今年は川の中の複数箇所に方形枠を設定し、その中のトビケラなどを調べる定量調査とランダムな採集を並行して行いました。採集した水生昆虫は、大学に持ち帰って図鑑で種の同定を行い個体数を数えます。→その様子はこちら
 


セミナーでの発表
 卒業研究発表会に向けて、まとめの作業が本格化しています。セミナーで先生、先輩、同級生としっかり議論した上で、発表のストーリーを考えていくことになります。


用水路の生き物調査
 10月22日、岡山市北区御津の母谷地区での生きもの調査に参加しました。超大型の台風が接近中ということもあり、用水路での採集、芋掘りは中止となりました。その代わりに室内での生き物や標本の観察とスライドを使っての説明をしました。外には出られませんでしたが、子供たちも楽しそうにしていました。
 

 

 


ゼミ生が表彰されました
 3名のゼミ生が救命活動に協力したとして、学生支援センター長から表彰を受けました。夏休み中に実施していた卒業研究のセミ調査の際の出来事でした。猛暑の中での連日の作業でしたが、その苦労が思わぬ形でも評価されました。表彰式で記念品を受け取る際の満面の笑みも印象的でした。
 


大野川調査
 10月8日、大野川(旭川水系)でのいきもの調査会に参加しました。ゲンジボタルをはじめ、トンボ、カゲロウ、トビケラなど様々な水生昆虫が生息していることを確認することができました。
 


野外調査法実習I
 9月30日、1年生対象の野外調査法実習を実施しました。大学の裏山をまわって昆虫を採集し、どのような場所に何がいたのかを記録するというものです。暑くも寒くもなく、天気にも恵まれて順調にフィールドワークをすることができました。大学に戻ってからは、図鑑で種の同定をしましたが、できるだけ色々な分類群の昆虫を採集するという目的もあり、苦労しながらの作業となりました。同定結果をまとめ、スケッチを付けて後日提出という流れになります。→その様子はこちら
 

 


ヤマトビイロトビケラの羽化
 実験室で飼育しているヤマトビイロトビケラが羽化しました。過去、何度も飼育にチャレンジしながらも挫折を繰り返してきました。今年も初夏に幼虫の死亡率が高くなり、またかという空気も漂っていたのですが、ついに成虫まで育てることに成功しました。しかも、飼育条件によって違いがありそうですので、この虫がどのような環境条件に反応して生活史を調節しているのかが明らかになる期待が高まります。
 


オープンキャンパス3回目
 9月24日に第3回、今年度最終回のオープンキャンパスが開催されました。今回は研究室での展示は行わず、実験室で標本を中心に見てもらいました。楽しんでもらえたでしょうか。
 


日本昆虫学会第77回大会
 9月2〜4日に、愛媛県松山市で日本昆虫学会第77回大会が開催されました。今回は教員と博士課程の大学院生が参加し、これまでの研究成果を発表しました。
 

 


動物学実習(北海道&岡山)
 今年も3年生対象の「動物学実習」の野外調査を、北海道と岡山で実施しました。例年だと大雨に見舞われる北海道の天気が良かったかわりに、岡山では実習中に激しい雷雨に見舞われるなど、野外調査の楽しさと厳しさの両方を経験しました。昆虫について学ぶだけではなく、実習中の自由時間を楽しむことも含め、今年も収穫の多い実習でした。北海道での実習の様子岡山での実習の様子
 

 


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