生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
ホームゼミの出来事バックナンバー>2012前 

ゼミの出来事 バックナンバー(2012年度前期)



生地研イベント(前島)
 9月6、7日に生物地球システム研究会の夏休みイベントが前島研修所でありました。今年も昆虫を捕虫網やライトトラップ、ベイトトラップで採集したほか、貝やカニ、魚を捕まえるなど、夏の海辺を楽しみました。→その様子はこちら
 


源流大学(一般の部)
 9月3日に旭川源流大学の2回目、一般の部が津黒高原で開催され、今回もサポートメンバーとして参加しました。朝早くから現地入りして前もって現地の水生昆虫を採集しておき、それを参加者に説明しました。
 


昆虫調査隊(おもちゃ王国)
 夏休みになり、おもちゃ王国で子供たちと生き物を観察するイベントが始まりました。今年は、湿地の生き物をお兄さんお姉さんと一緒に探す従来のイベントに加えて、月に一度のペースで秋まで小学生とより本格的な調査もします。8月に第一回目があり、まずはハッチョウトンボについて調べました。小学生一人に大学生一人がついて、2人ペアで調査を行いました。9月には、それぞれがやりたいテーマを調べ、10月にはそれをみんなの前で発表することになります。今後どのように進むか楽しみです。→その様子はこちら
 


源流大学(中高生対象)
 旭川源流大学が真庭市の津黒高原で8月8、9日に開かれました。今回は現役のゼミ生、院生だけではなく、卒業生たちもが駆けつけてくれ、中高生たちによる水生昆虫の採集、同定、夜間のライトトラップをお手伝いしました。特に、水生昆虫の同定では大学生の実力を存分に発揮しました。2日目には林道の階段づくりに参加するなど、充実した内容でした。→その様子はこちら
 


オープンキャンパスPart2
 第2回目のオープンキャンパスが8月4、5日に開かれました。今回も2ヶ所に分かれての展示となり、生き虫、標本、写真などを見てもらいました。学科ブースに大勢の見学者が来てくれたこともあり、大忙しの2日間でした。終了後はボランティアで手伝ってくれた生地研スタッフたちと一緒に楽しく打ち上げに繰り出しました。
 


干潟の生き物観察
 干潟の生きもの観察会が7月29日に開かれました。ゼミのメンバーたち数人で泥の中の生き物を探し回りました。今回は特に調査を依頼されることもなかったので、単純に色々な生物を採集することが目的となったので、とても楽しむことができました。
 


おもちゃ王国での湿地調査(その2)
 おもちゃ王国での湿地生物調査、第二弾のトンボ調査を実施しました。今回もハッチョウトンボを始めとしてたくさんの種類のトンボを記録することができました。今年は小学生に調査をしてもらうイベントが8月以降に予定されているので、そのときにも色々なトンボが調査対象になりそうです→その様子はこちら
 


野外調査法実習(水生生物)
 1年次生対象の「野外調査法実習」では、動物・昆虫学コース関係の実習が年間3回予定されていました。ところが、予想以上の人気の実習があるために水生生物の実習を一回増やすことになりました。最初は大学近くの用水路に入っての採集を考えていましたが、梅雨時ということもあって水量が多かったため、水の中に入らず前もって設置した仕掛けを回収して中にいる生き物を調べました。それでも、魚、エビ、貝、プランクトンなどを採集することができました。
 


高校生の学内見学
 5月頃からあちこちの高校が学科を見学に来てくれています。今回は岡山理科大学附属高校の生徒さんが生物地球学科を見学に訪れました。先生が学科の紹介をした後、ゼミ生も研究室にある標本や飼育している昆虫の紹介をします。過去の卒論や自分の研究予定についても説明しますが、自分の研究内容も現在勉強中のことが多いので、最初は苦戦することもあります。
 


附属中学自然教室
 6月16日に今年も岡山理科大学付属中学校1年生対象の自然教室が開かれました。梅雨の時期ながらもこれまでは天気に恵まれることが多かったのですが、今回は天気予報も「雨」のみで屋外での昆虫採集はあきらめていました。しかし、見事に雨がやんでくれたので、実験室での雨天プログラムを変更し、ゼミ生とアルバイトの生地研スタッフの引率で採集に出かけました。さすがに例年のように山には行けなかったので、見つかった虫の種類は少なかったのですが、教室に戻ってから研究室で飼育している昆虫や標本の観察で大いに盛り上がりました。特に虫の佃煮が意外な人気だったのには、大学生も驚きました。
 


オープンキャンパス Part 1
 6月10日(日)岡山理科大学オープンキャンパスPart1が開催されました。いつものように2ヶ所に分かれて生きた昆虫や標本、虫の写真等を展示しました。今回はニジイロクワガタの成虫やほどよく大きくなってくれたゾウカブトの幼虫が活躍してくれました。また、オープンキャンパス直前にゼミ生が気合を入れて作った標本に加えて、昨年から少しずつ集め始めている世界の昆虫の標本も展示することができました。これから虫が増えてくる季節です。研究に励みながらも8月のPart2に向けて、さらにコレクションを充実させていきます。
 


おもちゃ王国での湿地調査
 今年度のおもちゃ王国での湿地生物調査の第一弾を実施しました。のはずだったのですが、今回はゼミ生総出の草抜きになってしまいました。おもちゃ王国の人口湿地には多くの珍しい生物が生息していますが、最近は少し陸地化の傾向がみられるようになってきました。そこで、湿地の外から入ってきたとみられる雑草抜きをすることにしました。ただ、少し時期が微妙だったよう
で、雑草か貴重な植物なのかがよくわからないものも多く、苦労しました。7月には次の調査が予定されており、どのようなトンボがいるのかを調べます。ハッチョウトンボは既にたくさん飛んでおり、7月が楽しみです。→その様子はこちら
 


カワヨシノボリ
 昆虫・動物学コースには魚を専門に研究する教員が現在1名おり、さらに次年度以降にも新任の教員が来る予定となっています。そこで今回は魚の調査・採集に出かけました。対象となる魚はハゼの仲間のカワヨシノボリ。オスが巣をつくり、卵の世話をする面白い習性を持ちます。他ゼミからの応援も受けて採集に出かけ、繁殖期に入ったたくさんの個体を見つけました。
 


野外調査法(生地2年次生対象)
 今年度は新しい学部ができたため、時間割が昨年から大幅に変更となります。しかし、2年生以上の生物地球システム学科生のための講義も当然これまで通りに存在します。1年生の野外実習の次は2年生対象の「野外調査法」です。天気も良く暑いくらいの一日でしたが、みんな元気に昆虫採集を行い、大学に帰ってきてからは図鑑を使っての同定作業に励みました。毎年同じ時期に実習をしていますが、毎年のように珍しい虫が見つかります。→その様子はこちら
 


源流大学下見
 夏の恒例行事となっている旭川源流大学、その下見調査が真庭市の津黒高原でありました。修士論文の材料でもあるナナフシを探しながら津黒に到着したころには生憎の雨。それにも負けずに水生昆虫の採集を敢行し、夜にはライトトラップも実施しました。2日目の朝には雨が嵐となる不運に見舞われながらも調査を続けました。蒜山郷土博物館や珪藻土の採取場所を見学した後に岡山に帰りましたが、大学につくころには快晴となっていました。→その様子はこちら
 


野外調査法実習(昆虫)
 生物地球学部ができて最初の野外実習、1年次生対象の「野外調査法実習」がありました。山の昆虫と河川敷の昆虫を採集しましたが、ゼミに入ったばかりの4年生だけではなく、昆虫には相当詳しくなっている大学院生さえタジタジとなるほどよく知っている1年生たちに驚かされました。将来がとても楽しみです。
 


サンショウウオ調査
 今年は昆虫以外の動物についても調査を実施しています。今回は真庭市に行き、津黒いきものふれあいの里の古屋さんといっしょにカスミサンショウウオについて調べました。少し行く時期が遅かったのではないかと心配していたのですが、十分育った幼生がたくさん入った卵のうが見つかりました。夜は取れたてのシイタケを持ちこみ、蒜山学舎でのんびり過ごしました。
 

 
調査・採集の練習
 ゼミも4月に新しい年度が始まりますが、生き物を材料としている関係上、すぐには本格的な卒業研究は始まりません。かといって、材料が手に入るとすぐに研究ができるわけでもありません。普通は前もって採集や飼育等の練習をすることになります。今年も大学からそう遠くない川で、水生生物の調査や採集の仕方を練習しました。どのように実験材料を採集できるのかや、採集した水生昆虫をどうやって見分けるのかをおぼえるために重要な過程です。

 


バックナンバー(2011年後期)へ