生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2011年度後期)



学会発表
 日本応用動物昆虫学会が奈良で開催されました。教員や大学院生たちも参加し、これまでの研究成果を発表しました。初めて学会で発表するメンバーもいましたが、みんな堂々とした受け答えでした。

 


卒業式
 3月20日、岡山理科大学の卒業式がありました。7名のゼミ生も、めでたく全員が卒業することができました。あと少し、最後のお片付けが残っている学生もいますが、4月からは新たな生活が始まります。この一年間、本当に頑張ってくれました。これからの活躍が期待されます。

 


卒業研究発表会
 2月18日に生物地球システム学科卒業研究発表会があり、7名の4年生が一年間の成果を発表しました。いずれも見事な内容でした。

 

 

 

 



修士論文発表会
 大学院生物地球専攻の修士論文発表会があり、修士2年生の黒木出君が「トビイロケアリのコロニー発達に及ぼす温度効果の地理的変異」と題した発表を行いました。しばらく前には事務への論文提出等で戸惑った事もありましたが、他分野の先生方の質問に対しても、これまでで最も堂々とした受け答えでした。午前中の発表にもかかわらず、後輩たちも見学に駆けつけました。

 


OCEAN!
 岡山市デジタルミュージアムで開催される「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」の関連企画として、12月23日〜25日の期間、生物地球学部の研究紹介がありました。ミュージアムロビーで動物・昆虫学コースに着任予定の水生動物の先生方による展示があり、そのお手伝いをゼミ生と院生が務めました。先生が不在の間も、展示物とポスターの説明をきちんとやってのけました。さて、お客さんたちにコイ科魚類の咽頭歯に関する説明を理解してもらえたのでしょうか?
 

 
ゼミ研修会(前島)
 12月8〜9日にかけて、牛窓の前島研修所でゼミ研修会を実施しました。ちょうど牡蠣のシーズンにも入っており、食事も大いに楽しみました。天気は良かったのですが2日とも気温が低く野外での長時間の作業は寒さとの戦いでしたが、本格的な卒論作成に向けた、いいリフレッシュができました。

 

 
「ヤマトビイロトビケラ」観察会
 11月27日に岡山市北区牟佐で、ヤマトビイロトビケラ観察会が開かれました。ヤマトビイロトビケラは、一般的には水生昆虫であるトビケラの中で、世界的にも珍しい陸生の種であり、観察会にはトビケラ研究者の第一人者である野崎隆夫博士が駆けつけてくれ、これまでほとんど確認されたことがない雌成虫や石の下に産み付けられた卵塊も発見することができました。 野崎先生は前日に来学され、「日本産ホタルトビケラ属の生活史 水中から陸上への旅路」と題した、面白くわかりやすい講演をしてくれたほか、卒業研究の中間発表会を見学してくれました。

 

 
卒業研究中間発表会
 11月26日(土)、生物系、地球系、人類系に分かれて、卒業研究の中間発表会が開かれました。4月から進めてきた研究の進捗状況を先生方や他ゼミの同級生、先輩後輩の前で発表しました。講演会を終えた野崎先生を始めとする皆様も見に来てくれ、評価も上々でした。卒論は全く書き始めていないのが現状であっても実り多い一日でした。

 

 
OUSフォーラムで発表
 11月22日にOUSフォーラムがプラザホテルで開催されました。ゼミを代表して4年生の藤安史彦君が「交通障害を引き起こすオオシロカゲロウの大発生メカニズム」と題した発表を行い、卒業研究の内容を堂々と紹介しました。大勢の見学者も興味津津の様子でした。

 

 
旭川かいぼり調査
 11月3日、2年ぶりの「旭川かいぼり調査」が岡山市建部の竹枝小学校前で実施され、たくさんの市民とともに理大の学生も大勢が参加しました。今回は、生地研のスタッフにも手伝ってもらいながら、干上がらせた中洲分流部の水生昆虫相を調べました。また、4年生がこれまでの水生昆虫全般およびホタルの調査結果を発表しました。11月に入ったとはいえ、平年より気温が高く水辺の調査もやりやすい一日でした。→その様子はこちら

 

 
宇甘川生物調査
 10月29日、「ふるさと再発見!大野川・宇甘川生き物調査プロジェクト2011」が岡山市御津で今年も開催され、みんなで参加しました。午前中に大野川、午後からは宇甘川で魚や水生昆虫を地元の方々と一緒に調べました。昼休みにはイノシシ肉のカレーをいただくなど、地元の方との交流も深めた一日でした。→その様子はこちら

 

 
セミナーでの発表
 後期が始まり、4年生はそろそろ卒論をどうまとめていくかについて、本格的に考えていく時期に入りました。まずは半年間かけて集めたデータをみんなの前で発表し、大勢の意見をもらった上で今後の方針を決定します。また、これまで避けて通っていた論文読みなども始めなければなりません。今年は順調に結果が出ているようなので、実験や調査の事で先生に怒られることはなさそうですが、その分データの解析が大変になるかもしれません。



オープンキャンパス Part3
 今年度最後のオープンキャンパスが9月25日に開催されました。今回も大勢の人が訪れてくれました。標本だけではなく、生き残りが少なくなってきたカブトムシやクワガタムシも総動員して展示をしましたが、昆虫に詳しいはずのゼミ生でさえタジタジとなる見学者も…。最後は手伝ってくれた生地研のスタッフも誘い、みんなで打ち上げに繰り出しました。

 

 
オオシロカゲロウ大発生調査
 今年度も大学近くの旭川河川敷で、オオシロカゲロウの発生調査が始まりました。昨年がまれに見る大発生の年であり、今年も期待されたのですが、9月に入ってから2つの台風が岡山にもさまざまな被害をもたらしたため、昨年よりかなり少ない羽化数となりました。しかし、ピークの期間は短くても大発生が今年も確認されたので、どのような環境要因が刺激になり同調羽化が生じるのかを今後分析していきます。

 

 
ビデオ撮影
 後期が始まりました。来年度に生物地球学部が新設されることから、紹介ビデオの制作が始まっています。動物・昆虫学コースでは、夏休みに前島での生地研活動を記録したのに続き、昆虫の飼育状況やゼミ生のインタビューなどが、順調に進んでいます。どのような映像が完成するのか楽しみです。

 


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