2.一次レスキュー(海と貝の
ミュージアム)
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研究者の部屋 鳥羽源藏・千葉蘭児先生の研究業績を紹介する展示室です。幸運なことに、貴重な標本の多くは流失を免れて回収されました。 |
標本回収作業
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大きな被害を受けた収蔵庫 |
発見の部屋 |
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ツチクジラの「つっちい」救出大作戦 |
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ツチクジラの「つっちい」は、海と貝のミュージアム
の被災資料レスキュー活動のなかで一番頭をなやませた資料でした。
全長9.7m、重さ500kgの体は、津波を受け表面の樹脂コーティングが割れて海水が浸入したことで、600kgにもなっていまし た。 「つっちい」は、かつて国立科学博物館所蔵だったものが、陸前高田へ送られたものであったことから、この博物館の山田格先生に「つっ ちい」救出を相談したところ、この作戦を開始して頂くことができました。 国立科学博物館、自衛隊の皆さん、県内の博物館関係者が協力してくださり、5月29日には移送準備が整えられ、6月29日には陸前高 田から見送られながら、茨城県にある収蔵庫に旅立って行きました。 いつか、陸前高田に博物館が復活した時には、再び帰ってくることを約束しながら・・・。 |
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「つっちい」移送のための準 備(5月29日)。 | ||||
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国立科学博物館筑波収蔵庫へ
旅立つ「つっちい」(6月29日)
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