生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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ゼミの出来事 バックナンバー(2006年度後期)



卒業式
 3月20日は卒業式でした。今年度の5名のゼミ生も、めでたく全員が卒業することができました。4月からは職場等で活躍をしてくれるでしょう。1年間、本当におつかれさまでした。


環境教育地域支援シンポジウム
 環境教育地域支援シンポジウム(主催:岡山理科大学環境教育地域支援研究会、共催:岡山ESD推進協議会)が3月10日、岡山県ウィズセンター(クレドビル17階)で開催されました。 卒業研究で水生昆虫を調べた2人のゼミ生が、「笹ヶ瀬川における水生昆虫相に影響する環境要因について」と題して発表を行いました。質疑応答は微妙(?)でしたが、発表そのものは前夜遅くまでの練習のかいあって堂々としたものでした。

 

 
プレゼミ
 卒業研究発表会が終わると、4年生は卒論の本文を書き上げ次第、春休みになります。卒業旅行に出かける人もいれば、早々と引越しの準備を始める人もいます。この時期になると、今度は3年生の活動が始まります。4年生が卒業するまでに、昆虫の飼育方法やデータの取り方、野外での調査方法などを教わって、4月以降に備えます。

 


卒業研究発表会(2月17日)
 ついに卒業研究発表会当日です。これまで1年間の血と汗と涙の結晶(?)をみんなに見てもらう、晴れ舞台です。1テーマずつステージ上でポスターの説明をし、その後自分のポスターの前で先生や同級生、先輩、後輩など、興味を持ってくれた人たちに、研究成果を説明しました。

 練習のかいあってステージ上で言葉につまるようなこともなく、大勢の人にポスターを見てもらうこともできました。緊張しながらも、無事に発表会を終えることができました。

 

 
卒業研究発表会前日
 2月16日。発表会の前日です。
 まずは発表会場でポスターを貼るパネルを自分たちで組み立てます。それがすんだら、卒業研究の内容のポスターを貼っていきます。これで準備はほぼ完了。あとは、ステージ上で口頭で行なう、ポスターの説明の練習をするだけです。
 今年はポスターの作成も前日までにはほとんど終わり、順調な仕上がり具合です。このまま明日の発表会も本番も成功といきたいところです。

 


卒論要旨提出
 2月2日が卒論要旨提出の締切でした。直前の数日は、みんな真剣な表情でコンピューターに向かっていました(最後は先生も!?)。色々な事がありましたが、とにかく要旨を提出し終えました。後は最大の難関、2月17日の卒業研究発表会だけです。

 と言いたいところですが、卒論本文を書くという作業もまだまだ始まったばかりです。

 


冬の水生昆虫調査
 1月に入り、卒業論文の制作が本格化してきています。これまでのデータをまとめる一方で、結果が不十分な部分については、新たに実験・調査をしてデータを追加します。特に水生昆虫は、冬の間もたくさん採集できます。冷たい水の中での作業なので、ぬれないように装備を整えて調査に出かけています。

 

 
卒業論文原稿
 冬休みが近づいています。1月になると卒業研究の発表会が目前に迫っています。年が明けてから動き始めると、卒業論文の完成が卒業式近くまでずれこむ事があるので、4年生は卒論の最初の原稿を12月中に提出します。データをわかりやすくまとめ、これまで後回しにしていた英語の文献を読むといった難題に立ち向かわなければなりません。無事に新年を迎えることができるのでしょうか。

 


ヤゴの採集
 12月15日、大学近くの用水路でヤゴを採集しました。12月とは思えないくらい暖かく、気持ちよく採集できました。もっとも、肝心のヤゴはなかなか見つからず、かなり苦労しました。それでも、最終的にはシオカラトンボ・オオシオカラトンボをはじめとするヤゴを50頭近く捕まえました。これも卒論のデータの重要な一部です。

 


卒業アルバム
 12月に入ってすぐに、卒業アルバムの原稿の締切がありました。これまで撮影した写真を集めて切り貼りし、コメントを書き込みました。たくさんの写真が入った楽しいページができあがりそうです。

 


朽木採集
 11月28日と29日に1年生を含む有志が集まって、大学近くの山で朽木に潜んでいる昆虫を採集しました。様々な種類のアリや、コウチュウの成虫・幼虫などが見つかりました。クワガタムシの幼虫も採集することができ、持ち帰りました。将来どんな成虫が羽化するのかが楽しみです。

 


親子環境学習フォーラムで発表
 11月18日に建部町文化センターで開かれた、親子環境学習フォーラム2006「ふるさとの川を見直そう」(主催:建部町・建部町教育委員会)に参加し、てっきり復活大作戦の調査結果を報告しました。一週間程度でデータをまとめることになり大変でしたが、何とか間に合い、フォーラムの開かれた大ホールの前にポスターを展示させてもらいました。日頃交流があまりない人たちにも自分たちの研究を少しは伝えられたかな、と思っています。

 なお、今回発表で使ったポスターは、11月25日に岡山市立中央公民館で開かれる岡山市環境パートナーシップ交流会でも 展示される予定です。

 

 
チョウも羽化しています
 今年の卒業研究の材料ではありませんが、ゼミ室で飼育しているアサギマダラが羽化しています。さすがにずっと放し飼いするというわけにはいきませんが、しばらくは室内を優雅に飛び回っていました。

 

 
”てっきり復活大作戦”に参加
 11月4日に建部町・建部町教育委員会主催の旭川再生プロジェクト「てっきり復活大作戦2006」が開催され、ゼミのメンバー全員が参加しました。かいぼりした河床で、”てっきり”(アカザ)をはじめとする魚類や、てっきりの餌となる水生昆虫を調べました。

 流れの一部を干すことで、普段はなかなか調べられない深くて流れの強い場所を、どのような生物が好んでいるのかがわかるのではないかと、今後のデータ解析が期待されます。たくさんの魚や水生昆虫を捕まえ、大勢の地元の人たちと交流を深めることもでき、とても楽しく充実した一日でした。

 


トンボが羽化しています
 卒業研究の材料として飼育しているオオシオカラトンボが、続々と羽化しています。越冬のために幼虫が成長を抑制する(休眠に入る)環境条件も明らかになりつつあります。夏から休日も大学に来て、世話をし続けた成果が順調に出ています。しかし、成長を抑制している幼虫の実験をいつまで続ければいいのでしょうか。卒業まで虫を飼い続けることになるのかもしれません。

 


分属希望ゼミ調査 10月後半になると、3年生が卒業研究をするゼミを決めるために、興味のある研究室を回りま
す。時には4年生も(先生に命じられ?)、研究室に来た後輩に対して自分の研究内容を説明します。
 さて、卒業研究の内容に興味を持ち、来年度実験を引き継いでやってくれそうな後輩は果たして現れるのでしょうか?

 

 
秋の研究室
 実験室でいろいろな昆虫の飼育実験をしています。春から夏にかけて採集した昆虫に卵を産ませ、その子供たちを育てます。
 今年は、カブトムシの幼虫が数百頭に増え、大部分のインキュベーターを占拠しています。

 卒業研究にとって今が一番大変な時期ですが、あと少しの辛抱で卒論のための重要なデータが揃います。

 


研究内容の発表
 後期になると、そろそろ卒業論文をどうまとめていくかを本気で考えなければなりません。パソコンを駆使してデータをまとめ、ゼミで発表しますが、なれない作業に四苦八苦。

 先生や他のゼミ生からの無遠慮な質問にどう対処していくのかも、卒論発表会に向けてのよい練習となります。

 

 
実験材料の採集(高知
 10月2・3日に、高知県へ卒業研究の材料を採集に行きました。
 岡山よりもずっと暖かく、たくさんの昆虫を見つけることができたものの、主なターゲットであるトンボ類の採集については残念な結果に終わりました。
 身近な虫でも、時期を外すとそう簡単には採集できないことを思い知らされました。

 


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