生物地球学部 生物地球学科
昆虫生理生態学研究室
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2008年度生物学野外調査特論

 今年度も丸瀬布に特有の風穴地帯の昆虫相を重点的に調べることになりました。風穴ポイントとそこから少し離れた山の中、平地、川沿いといった異なる調査地点にさまざまな種類のトラップを仕掛け、採集できた昆虫を場所ごとに比較しました。例年より実習の時期が遅く、天候がよくなかったのが残念でしたが、何とか無事に調査を終えることができました。 作業後に近くの池で特定外来種に指定されているウチダザリガニを網ですくい、みんなで茹でて食べました。外来種の駆除になるほどは捕れませんでしたが、自炊の夕食の一部を飾る一皿となりました。意外にも味も十分満足できるものでした。


 実習が終わってからは天気もよくなり、帰り道に訪れた旭山動物園や札幌などでも楽しく過ごすことができました。