
植物系統分類学研究室 (矢野研究室) では、野外調査と実験室でのマクロレベル・ミクロレベルの解析手法にもとづき、主にヒマラヤから中国を通じで日本で多様化した被子植物の系統分類学的関係や種分化について研究しています。Link (You Tube)
主な研究手法
1)外部形態の比較をおこなうための標本作製、
2)染色体解析用の試料採集、
3)DNA解析用の試料採集、
4)繁殖や生活史特性を把握するための観察・調査
などをおこないます。
その後、研究室にて、外部形態比較、染色体・DNA解析をおこない、得られたデータを比較・検討し、系統分類学的関係や系統進化、生物地理、あるいは繁殖や生活史特性などについて明らかにしていきます。
進行中の主な研究テーマ
カヤツリグサ科植物の系統分類・系統進化・細胞遺伝学的研究
水生植物の細胞遺伝学的研究
ヒマラヤ産植物の多様性解明