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Report[報告書]の書き方
  与えられた課題を纏め、提出するに当たってどう書くか。   Data処理、図の例   スケッチの描き方描画例)[学内専用]


(レポートの書き方)
 様々な講義で出される課題、宿題、実験報告書など、色々な場で報告書を書くことは欠かせない。報告書は、与えられた課題をどの様に消化したか、纏めたかを、他人に知らせる為に書くものであるから、読み易く書くのを旨とする。当然の事だが、自分の言葉で書かねばならない。そうでない時は、未提出と同様に扱われても仕方がない。

・A4版の用紙を使用すること。
・必ず横書きとし、上端を閉じる事。
・表紙には、題目・学番・名前・受講日・提出日を書き、本文は二枚目から書く。
 ただし、ごく簡単なもので、一、二枚におさまる場合であれば、簡略化も可。名前などを上段枠内に書き、本文を一枚目から書くなど
・実験や調査報告の場合、目的、器具、薬品、材料、方法などを記述し、その後に結果と考察を書く。
・結果と考察は、分かりやすく整理して記述すること。文章を読んで、内容が分かるように書く。
 図や表は、理解の手助けになるので、どういう物を示したら良いか、頭を絞ること。
 * 計測値には単位を付ける! 比でなければ、必ず単位はある。長さにmmcm、重さにg、圧力にatm、時間にsecなど。扱っているのは具体的な事物、事象である。
肝心なのは考察である。結果をどの様に捉え、解釈するかに精力を傾けて貰いたい。
・何か(本、雑誌、HPなど)を参考にしたら、必ず出典を明記する。最後に纏めて引用・参考文献として挙げる。

あらゆる項目(目的、方法を含む)は、文として記述する事。箇条書きや語句の羅列は原則不可。方法を記述する際にはW1Hを念頭に置くとよい。(いつ、誰が、何処で、何を、何故、どの様に行ったのか)。繰り返すが、何も知らぬ他人が読んで「何が、何故、どの様な方法で行われ、その結果何が分ったのか」を読み取れるように書かねばならない。

一枚目 
 
 
 
  題目 
 
   受講日 ……
   提出日 ……
 
   学番 名前   
 

二枚目から 
 
目的: ・・・・・・・・・
 
材料: ・・・
 
方法: ・・・ 
 
 
結果: ・・・・・・
 
 

さらに続けて… 
 
 
 結果の中に
  図や表など適宜

  
 
考察: ・・・・・・・・・
 
 
参考文献: ・・・
 


 基本的に、左の様な形式で書く。

 分野によって、また人によってどの様な形式の物を求めるかに違いのある場合があるが、それは初めによく注意を聞いて置くこと。

 Reportに関する事項については、他分野のものも参照の事。

     Data処理、図の例
     スケッチの描き方描画例)[学内専用]  観察記録としてのスケッチ


 Report(報告書)は、どの節(方法など)もきちんとした文章を書かねばならない。
 結果の見出しの下に、表や図を置くだけでは全く体を成さない。表や図は結果を表現するための補助手段である。上に書いてあるにもかかわらず、呆れるほど文の無いReportが多い。読み上げた時に、他人が内容を理解できるように留意すること。

 この頁を良く読んだ上で、Reportに取り掛かる事。 見本を挙げておく   Report見本


 再提出レポートの評価
 レポートの書き直しを要求されたにもかかわらず、前と同じか殆ど進歩の見られないままで再提出した場合は初回より点数が下がるのが普通である。

例えば:

初回

再提出

再々提出

 4→

 6→

 7

改善が見られた場合

 4→

 3→

 2

改善が見られない場合


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