Naoya Fukuda's Laboratory

福田研究室のホームページ

[研究室]


福田研究室では天文学を研究しています。宇宙には様々な天体があります。 様々な星、星が集まった集団・星団、さらに大きな構造として銀河・銀河団・宇宙の大規模構造があります。 星以外にも星の間にあるガスの雲があり、様々な星雲が知られています。 研究室では、特に太陽のような星の誕生を中心にして、星の集団の形成、暗黒星雲や輝線星雲との関連を探っています。 写真は星雲を伴う若い変光天体でマクネイル星雲と呼ばれる天体です。 他にC2号館の屋上の天体望遠鏡を駆使して、様々な変光星の観測にも取り組んでいます。 国立天文台 すばる観測所 岡山分室(浅口市)の188cm望遠鏡を駆使した、高速度分解能の分光観測も行なっています。

[研究室を希望する学生へ]

生物地球学科の学生は「天文学概論I・II」、「物理学基礎論I・II」、「天文・地球気象学のための数学I・II」、「天文データ解析」をできる限り、履修してください。

[卒業研究のテーマの例]

以下は過去の卒業研究のテーマです。主に光赤外線天文学、電波天文学、天文教育を卒業研究で行います。
ソウル星雲における変光天体の調査(可視光線の観測データ)
M16におけるHα輝線星の探査(可視光線の観測データ)
BRC12W観測データの解析(赤外線の観測データ)
BRC12W星形成領域の観測(ミリ波の観測データ)

[修士研究のテーマの例]

以下は過去の大学院生の修士研究のテーマです。
共生星AG Draconisのアウトバースト期における可視分光観測
WZ Sge型矮新星の空間分布および星間減光の研究
IC1848における変光天体の調査