環境考古学とは
環境考古学はEnvironmentalarchaeologyという用語の日本語訳
にあたります。
このサークルの前身である岡山理科大学文化財科学研究会では、研究会の開始以来、環境考古学の一分野である動物考古学の内容でいくつもの学会発表に参加
してきました。ユニークなサークルであるため、他大学からの参加者も受け入れてきた実績があります。
文化財科学とは
文化財科学は専門用語で、文部省科学研究費の研究分類にも設定されている用語です。こ
の分野の研究者は、埋蔵文化財、石造物、木造物、絵画、漆器、陶磁
器等、様々な種類の文化財を自然科学的手法を用いて分析しています。年代測定や素材分析が特に有名ですが、環境考古学もこの分野に分類される場合がありま
す。岡山理科大学文化財科学研究会でも、動物考古学の分野で日本文化財科学会の学会発表に参加してきました。
環境考古学研究会とは
環境
考古学研究会とは、文化財科学研究会を改組して成立させたもので、環境や考古学に関係する科学を研究する愛好会です。
この会の主な
活動は、岡山県内及び近県の博物館や遺跡を見学したり、考古学をはじめとする文化財資料の整理、保存処理、レプリカ製作や環境や生態の調査を行い、文化財
や生態系の保護の技術と文化
財や生態系を尊重する精神を養うことを目的としています。
また、きたる就職活動へむけて講義では学びきれないスキル(熟達した専門能力)
を養うことも目的としています。
普段の活動
週2日集まり、今後の予定や計画を立てたりしています。また、本愛好会顧問である富
岡
先生の話を聞いたりします。さらには、考古学的技術を復元しながら、複製資料を作ったりもします。
毎年、学会や研究会で動物考古学の研究発表
をしてきました。この富岡研究室のHPの動物遺存体の写真は、部員が撮影したものが含まれています。
昼休みの部会風景。右手前が顧問の富岡先生。(撮影 谷村)
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