野外(フィールド)へ飛び出せ!

 生物地球を勉強するには教室は狭すぎる。野外に飛び出して実地に学ぶ事を重んじます。

 下の写真は生物地球システム研究会主催の自然観察会へ参加した2005年度新入生の様子。
 自然に繁殖している植物が、どのような地質を好んでいるのか、植物分類の基礎知識もあわせて実地に学びました。
 このような経験を積み上げ、上級生になると世界各地へ調査旅行に旅立つ先輩達だっています!

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知識は経験から

 「図鑑をいくら見ていても、判らないことがたくさんある」という事は、実物を見ないと気がつかないものです。
 生物地球システム学科は、「実物を見る」という経験を重んじ、図書を乗り越える学習経験の提供を工夫しています。

 下の写真は、生物地球システム研究会主催の水生動物の勉強会風景。旭川にはたくさんの淡水魚と水棲昆虫、植物類が調和しながら生息している様子を見るこ とができました。


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恵まれた学習環境

 生物や地球科学、人類学を学ぶには、施設・設備の充実が欠かせません。
 岡山理科大学では、蒜山自然科学研究所や付属植物園をはじめとする施設、宿泊所を確保し、生物地球システム学科に学ぶ学生の学習の機会を確保し、やる気 をはぐくんでいます。 
 写真はトロイデ型火山の蒜山を臨む高原を、生物地球システム学科の学生さんが見学している風景。
 手前の黒い土壌は、火山灰・軽石と植物によって形成されたクロボク土です。

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岡山の恵まれた環境を活かした学習

 「岡山は田舎」って、言われる事がありますよね。
 実際は、新幹線や空港も整備されているし、岡山市と倉敷市をあわせれば100万人を超す人口が集まっているから、「田舎」っていう程ではないかも知れま せん。
 でも、「のどか」「穏やか」「緑が多い」という特徴は、岡山が「田舎」的な地域であることを示しているとも言えそうです。
 生物地球システム学科は、そんな「田舎」的な岡山が大好き!
 大都会では失われた自然環境や遺跡が、まだまだ豊富に手つかずに残っているなんて、最高じゃないですか?
 天体観測を行うのにも適しているし、季節によってはすぐ近くの沢でホタルが飛ぶのも見られます。
 また、落ち着いて勉強に打ち込める所も、取り柄じゃないですか?
 そんな岡山理科大学の環境にあこがれて全国から受験生が集まるのも、生物地球システム学科の特徴です。

 下の写真は、理科大学から30分程バスに揺られて着くことのできる山陽町の風景。兜岩から眺めると、両宮山古墳、朱千駄古墳、備前国分寺跡、南方前池遺 跡等の有名な遺跡が田園地帯に点在している様子が見られます。
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